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次期・新聞協会長に喜多社長の就任が有力となった２４日、弊社内は「日経の誇りだ」「これで勲章は確実だ」と歓喜の渦に包まれた。
喜多社長を支える社長室スタッフは「いつも気さくで気取らない人。新聞業界のリーダーとしてふさわしい」と絶賛。
役員応接室である「竹林の間」の管理人は、「どんな偉い相手を迎えても、『竹林の間はへんちくりん』などとジョークを飛ばすなど社交的」と意外な一面を明かす。
喜多氏の地元・奈良県では、いとこの金日正さんが「子ども頃から利発で、才気あふれる神童だった」とし、小学校の同級生の女性は
「喜多君は気持ち悪いので遠ざけていたが、もしも結婚していたら、今頃私は新聞協会長夫人だったのに」と涙ぐんだ。
喜多氏の新聞協会長就任には、在任中の販売・配達網の全社共通化や、文化・事業部門の縮小・分社化、
広告部門をマードック氏に売却するなどの経費節減への評価が高かったとされるが、日経文化事業社の社員は「本社から転籍して給料は下がったけど、喜多社長は素晴らしい方」と声をそろえる。
その一方で、喜多氏の遊び仲間は「喜多氏は別の意味でも大物」と声をひそめる。喜多氏は高級ホテルのサウナ会員だが、
「喜多氏は汗拭き用のミニタオルを持つだけで、ほぼ全裸で歩き回るが、初めて見る人は大物ぶりに目が点になる」と指摘する。事情通によると、
「Ｙ新聞の会長は、同じ『恒雄』なのにポークピッツ。その点、あっちの世界では、喜多さんの方がかなり前から大物とされてきた」とし、協会長就任にもサウナ仲間の地方紙経営者らの後押しがあったという裏事情を明かした（了）。