10/10/27 20:10:21 VW9tF2+T0
【正論】日本国際フォーラム理事長・伊藤憲一 許してならぬ中国の「前原外し」
◆国益を害する朝日報道
だから、問題は、日本の国内の受け止め方なのであって、そこに隙(すき)があるから、こういう
内政干渉めいた中国側の動きを誘うのである。10月23日付の朝日新聞の本件に関する報道ぶり
には、その意味で首を傾(かし)げざるを得ないものがあった。
記事として客観的に事実を報道する姿勢よりも、中国側の狙いに呼応して「前原外し」に加担しよう
とするかのような記事の仕立て方になっていた。国内の土俵の中で前原外交を批判するのは構わ
ないが、前原外相が国益を担って中国とわたりあっているときに、後ろからその背中を刺すのは、
明らかに国益を害する行為である。
「前原発言 中国イライラ」「関係修復進まぬ一因に」という見出し自体が、朝日記事の報道の
客観性を疑わせるものであるが、「中国政府内ではそもそも、前原氏への不信感は根強い」
「『中国当局はこれを機に、一気に前原氏外しを進める』(日中関係筋)との見方も出ている」という
思わせぶりな言葉で記事を締めくくっているのはもはや看過できない。
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