12/07/11 12:48:26.13 UANAbUIs0
AppleがMacにJISキーボードを採用したのは90年代の後半、Jobs復帰直前の泥沼期だった。
それまではUSのキートップにJIS的な位置にカナを刻印しただけの[Apple-J]だった。
カナ・英数キーも無かったし、Returnキーも巨大ではなかった。
JISキーボード導入の背景には、沈没寸前の当時の経営陣が、官公庁・教育機関への
売り込みに一縷の望みを託した感が強いとされる(JIS以外は仕様書の段階で応札不可に)。
古くからのMacユーザーには、JIS配列は見た目にも使い勝手にも奇妙でアンバランスに
見えたものだ。
JIS配列が後から出てきて主役の座を奪ったことへのMacユーザーの反発は、その頃から
ずっと、ある種の怨念のような冥い想念のわだかまりとして今に続いている。
しかし、教育分野へ参入を世界的な目標のひとつにあげているAppleとしては、国ごとの
「標準」に従わざるを得ず、日本向けの基本がJIS配列であることを変えるに変えられない。
以上を理解した上で、議論を進めて欲しいと思う。元100系PowerBookオーナーとしてはね。