12/06/11 00:13:53.50 GSng8QAh
395 :高千穂 ◆VyZKkSDatc :2012/06/10(日) 10:02:25.34 ID:W1Eo82ic
「東電とくだのどっちが嘘をついてるか」 これはもう最初から詰んでる話なんだよ。
まず「東電が現場からの全員撤退を官邸に報告した」と仮定してみよう。この場合、東電首脳陣が
なぜそう決断したかを考えると、吉田所長以下の現場から「もうこれ以上沈静化できません。
炉が爆発して我々作業員の生命が危険なので撤退させて下さい」という進言があり、これを
受け入れての決断だと考えるのが常識的な落とし所だよね。現地がやれると言ってるのに(ていうか
撤退することを考えてもいないのに)首脳部が「危険だ! 撤退させよう!!」と言い出すと
考えるのは無理がありすぎるよね。
さて、「撤退しなきゃ死ぬ!」と考えてた現地の作業員たちに「総理が逃げるなと言ってるから、
お前らはそこに留まれ」と言われたら現場は大パニックだよ? 「はい、わかりました」とその後も
淡々と作業を続けるなんて出来ないよ。少なくとも複数回「いや、無理ですって!!!」「無理でも
やれ!!!」というやり取りが行われたと予想されるけど、そんな話は出てこないよね?
それに現場にいる専門作業員たちが「これ以上は生命の危険が高いから撤退したい」と判断
してるのに、専門家でなければ現場の状況を把握しているわけでもない総理大臣が、そもそも
権限のないのに民間企業の社員に「お前らはそこで死ね」(より正確には「お前ら(東電
首脳陣)はお前らの部下に『そこで死ね』と命令しろ」)と命令したってことになるんだよ?
まぁ、もっともくだたちは「あれは命令したわけではなく要請だ」と言い逃げしてるんだけれども、
現場が自分たちの生命が危険だと判断してるのに「そこで死ね」と言ったことには変わりない訳だ。