11/10/17 23:35:10.29 aXxV6j/B
この人達はグローバル化における自由市場の犠牲者たちといえます。
私が言いたかったことは、利益集団がリードしてきた経済のグローバリゼーションは、地球上の政治と経済に関する仕組みを根底から変えてしまいました。
しかし時計の針は戻らない、経済のグローバル化を止めることは、極めてむずかしい、ほとんど不可能です。今や、グローバル経済が我々の
世界観を形づくっており、ものの考え方を変えています。
今や世界各国の経済は相互依存関係にあり、昔とはまるで違う需要と供給のパターンで結ばれています。世界的な銀行、多国籍企業、国際機関
などの機関はみずからを守るためにグローバル化を促進していきます。
結果世界中で所得と富の分配が根底から変わり、世界中で格差がひどくなり、世界の経済成長力は急激に鈍化し、欧米では実質賃金が下がり、
職のない若者が街にあふれています。
世界をリードしてきた先進国でこれほどたくさんの失業者が溢れるなどかってなかったことです。
いまさらもう一度昔の環境をつくることはできないが、世界の動きを理解することはできるし、超国家組織(利益集団)の魂胆もみえます。
利益集団を幸福にし、世界を不幸にするグローバリゼーションという
不条理な仕組みも、いずれ終焉がおとずれます。