13/11/14 09:07:27.93 Ff0N6QYX
(レス>59の続き)
ただ、このように説明しただけでは何の話か理解していただけないのではないでしょうか?
この到達主義などの背後に結論的には、特定の相手方に対してなされる意思表示の効力発生時期
について、法(民法)“"隔地者間の意思表示”という事を原則としており、“対話者間の意思表示”
という形は例外とされているという前提があるのです。(なお、これに対して、特定の相手方に対して
なされることを要しない意思表示というモノも存在し、その効力発生時期の問題は、また別なのです。)
つまり、本人が意思表示を行っても、直ちにそれが相手方に到達する関係にある場合ではなく、
手紙をやり取りしているような状況が前提(原則)となっているのです。
そして、この隔地者間の意思表示が実際にどのように行われるかを分析してみると、・・・。
もしかするとノーマンさんが続けて解説してくださるかも知れませんので、多少それに期待しつつ、
今回は時間の都合でここまでにしておきます。