12/11/28 09:49:01.67 8jz8ZkjJ
>>8
法戦とは、師と弟子とが互いに法義を問答商量することであり、
それを世の戦争に喩えて法戦と呼ぶ。
なお、日本曹洞宗では中世以降、「五則法問」「五則行事」として発展し、
後には首座法戦式となるが一部僧堂にはまだ「法問始め」などの名残が見える。
なお、現在の『行持軌範』に於ける正式名称は「首座法座」という。
【内容】
安居結制の初めに、住持・首座・書記・副寺・知客の五人が各々公案一則を
拈提(そのため「五則法問」と呼ぶ)して、修行僧とその義を討論することを法問・法戦・法座と呼ぶ。
現在では首座のみが行うことが多い。
現在の差定は、法戦式前日に「(首座)本則行茶」が行われ、
住持から「明日の法座を首座○○に譲り、△△の話を挙せしむ」と口宣して、首座が住持に代わって法戦することとし、
当日は以下のような差定となっている。