12/12/04 12:06:31.90 H8yuidl1
>>593
私は、公明党がPKO法案賛成にまわったことで多いに悩まされました。
当時学生だった私は、創価大学の学生寮や学生部の拠点で、仲間と公明党のPKO法案への対応について真剣に徹夜で議論していました。
創価学会員というのは平和ということに対して著しく敏感ですから、自衛隊の海外派遣議論についてはとてもナーバスになっていました。
創価大学生の議論の結論は、「戦争絶対反対の立場から、軍隊の海外への派遣はどんな理由があろうが有り得ない」でした。
公明党はやはりPKO法案に反対でしたから、創価大学生は今後の選挙に向けて、公明党がなぜPKO法案に反対なのかを誇り高く支持して学習していました。
しかし、、なぜか一転“公明党はPKO法案支持”のお達しが・・・・・
創価大学の松風センターに創価学会幹部が派遣されてきて、創価大学の学生部員になぜ公明党がPKO法案に賛成の立場に回ったのか説明に来ました。
内容は、これまで与党がPKO法案賛成の理由として説明していた内容に近いもの。
現地は戦闘状態にないとか、自衛隊は戦闘が始まっても戦闘には加わらないとか、地雷除去や様々な任務は自衛隊以外の素人には無理とか。
学会幹部は、「困っている現地住人を助ける任務は、仏法に照らし合わせて当然の振る舞いであり、助けの手をさしのべないで何もしないでるのは悪だ」と結論。
周囲の学生部員は、それまでの自衛隊海外派兵絶対反対の立場は何処へやらで、PKO法案賛成を支持、公明党支持のために勉強会をやり直し。
これまで戦争絶対反対の立場、軍隊の戦闘地域派遣に絶対反対の立場を改める、創価学会作成の新たな資料を渡されて、自民党寄りの考えを
学ぶ作業に入りました。
創価大学生がPKO法案反対だった理由の一つに、「仏敵自民党は、PKO法案推進」というのがありました。
それが、仏敵自民党と同じ考え方を植え付けられるはめになるとは・・・・
私は、それでも戦争絶対反対の立場からPKO法案反対を貫きましたが、仲間は皆PKO法案賛成に寝返って四面楚歌。
その後公明党は、仏敵自民党に歩みより与党としての政権運営を担っていきます。
私はこの公明党の右寄りに反発するように、創価学会から離れていきました。