12/06/04 11:26:06.93 QxzFLw/h
このインタビュー(対談の体を成していません。)を通して言えることですが、
名誉大会長が質問をする → トインビーが答える → 名誉大会長が相槌をうって話題終了
この一連の流れの多さです(というか全てそうですね)。
質問に対するトインビーの考察(という僥倖!)を受けて、さらに千思万考するそぶりすらありません。
名誉大会長が、トインビーの返答に対してのリアクションで、ご自分の考えを具体的に述べられた箇所は、
・(a-1 3:50)日本の天才的作家と言われるよく自叙伝がありますけれども、私の記憶では、4歳です普通。
これひとつきりです。
これなら、かろうじて「4歳」という箇所について、さらにトインビーが言及出来そうですね。
しかし、残りのリアクションはこんな様子です。
・(a-2 0:00)非常に、体験を持たれた、今世紀の証人としての、そのお言葉に対して、私は深く心に銘記すべきことを感じます。
・(a-2 1:33)ははあ。良い言葉ですね。非常に良い言葉ですね。
・(a-2 1:57)とっても簡単と言えば簡単な言葉であるけれども、持続、信念、そいからその言葉の中のもう既に欠落された姿勢、
人類にとって人間にとって(※)サイチャノシンジハンナト(※)、そういう、ものを感じます。
・(a-2 4:38)世界国家、世界連邦、賛成であります。
・(b-1 1:23) そのとおりです。
・(b-3 0:00) 大変重要な、的確な、示唆であります。仏法の神髄に、適合しております。
・(b-3 1:33) ヒジョーーに大切な、だいじな、助言です。
具体性の欠片もありあません。全部「素晴らしいですね。」と答えているのと同じです。
この名誉大会長のリアクションを受けて、さらにトインビーが何かを語るのは不可能でしょう。よく響く壁か鸚鵡に向かって話している状態なわけですから。