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日蓮正宗を「大きくした」という創価学会の虚構
内藤氏との話はさらに進んだ。
内藤氏は「そう、カルトを一言で表現すれば、宗教ではなく共同幻想といえるでしょう。たとえば、“池田先生にお世話になっている”という共同幻想。それを善男善女に抱かせるのが教祖の仕事なのかも知れない。
だって、お世話しているのは学会員の方でしょう」と苦笑した。
筆者は「破門になる前から、伝統宗門に対して、これだけ大きくしてやったという発想があったようですが、内藤さんはどうご覧になりますか?」と尋ねた。
かれこれ30年以上にわたって、創価学会を追求して来られた内藤氏のことである。会えた時に、この質問を筆者は投げてみたかった。
テーブルの茶を一口飲むと内藤氏は「学会宣伝にあるような、日蓮正宗が創価学会を利用していたというウソですね」と湯飲みを置いた。
「学会員を総本山の大石寺(=たいせきじ、静岡県富士宮市)に参拝させる時に、参拝料として(1人あたり)1700円を徴収していた。しかし、宗門に「ご供養」として納入していたのは、そのうちわずか100円ですよ」と。
「100円で1000人参拝しても、お寺さんには10万円しか入らない(創価学会には170万円入る計算になる)。大きなお寺さんなので光熱費や水道代など膨大な経費になるのに、大石寺の官長(法主)はそれでもご参詣くださいと門を開けていたわけですね。
逆をいえば、総本山参詣を「利用」していたのは創価学会の方でしょう、これは酷い話です」と、資料を筆者に見せて解説してくれた。
驚いた筆者は「100円ですか。それで大石寺を大きくしてやった、とはいえないですね。記録を紐解けば、700年以上の歴史を持つ、もともと大きな寺院だったということが判ります」と語った。