13/09/08 13:25:29.78
このあいだの京都テレビ おかね新五郎
ようやく録画を視聴
冒頭の寺の紅葉が美しい
おかねを役宅に運び込んで報告をうける平蔵
虫の音がする
秋の夜長にそれぞれの感慨が去来する
このじっくりと間を取って見る側に季節感、時の流れ、思いの深さを印象づける丁寧な演出にまず感服
彦十にからかわれて苦笑いしつつ視線を奥に泳がせ方
新五郎におかねのことを告げる際の視線の走らせ方、
このあたりの吉右衛門さんの演技、これが最大の魅力なんだろうなあ
そして雨のシーンが素晴らしい出来映え
凄まじい雨量、光量の具合が絶妙で本物の雨にしか見えない
続く寺のシーン
前日の大雨の湿気の残り具合、空気の肌寒さ、まるでそこにいるかのように感じろれる映像が凄い
音響さん、カメラさん、照明さんのいい仕事振りが伝わったいい回だった