13/01/14 23:34:51.23 vbOEwjxm
>>251道嶋親子が蝦夷から朝廷側についた
「俘囚」と呼ばれた者だったというのは、
意外に大事な設定だったのに・・・とおもう。
結局蝦夷同士でもまとまれず、大和の文明の方に
なびく蝦夷も多かったというのが悲劇。
道嶋親子を、蝦夷を差別する単純な悪役大和人にしたので、
ドラマが浅はかに見えた。
炎立つの話になるけど、安倍氏が滅ぼされたのも
同じ蝦夷(とおもわれる)の清原氏が、源頼義の味方になったから。
そのあと、滅ぼした安倍の娘(藤原経清の嫁)を
清原は、経清の息子ごとモノにしてしまう。
都人は、いかにも野蛮な蝦夷のやり口よと眉をひそめたかも知れないが、
殺した敵の妻子を受け入れるというのは、意外と蝦夷の風習としては
アリだったのかも知れない。(結局清原もその子に滅ぼされるけどね)
蝦夷にも色々いる・・・ということを描かず、
大和はただただ侵略者で悪!
蝦夷に裏切った悪いやつがいても、全部大和のせい!と描くのは、
見ていて稚拙な感じがする。