13/01/04 04:11:36.81 AVHb+gAv
史実と異なる点
③西郷一族自決のシーン
ドラマでは、西郷頼母の娘・細布子(たいこ)の最期を土方が看取り
その後、頼母が家族全員の遺体と面していたが
史実では、土佐藩・中島信行(とされる人物、諸説あり)が
西郷邸に踏み込み、まだわずかに息のあった娘の介錯をしている
この時、娘は既に視力を失っていたが
中島信行の気配に気づき「敵か、味方か」と問うた
中島が「安心せい、味方じゃ」と答えると、
細布子はわずかな力を振り絞って懐刀を差し出し介錯を頼んだ、とされる
後に中島信行が語ったとされるこのときの回想録を知った頼母は
その娘が介錯を求め差し出した懐刀の柄から
おそらくその娘は「細布子」であろうと語っている
中島が西郷邸に踏み込んだということは
既に西郷邸は政府軍の管理下に置かれたと考えるのが妥当であり
西郷頼母が家族の遺体と面会でき得るはずも無い。