12/04/19 06:19:04.32 P6saErK8
“IvyBridge”のうち初期に出荷されるものについてはTDPの値が95Wとなることを明らかにしたが、
この措置は戦略的なものであるといい、Core i7 3770Kのローンチ時の実質的なTDPは77Wを超えないという。
4月末にIntelが第3世代のCoreシリーズとして投入するモデルにおいてはTDP77Wを超えるものはない。
もちろん最上位のモデルである4-core / 8-threadのCore i7 3770KもTDP77Wを超えない。ただ、数字はTDP95Wと表記されて販売される。
この理由としてIntelはLGA1155プラットフォームにおける最大のTDP表記を採用したためとしている。
これを見るとひょっとするとIntelはこの95Wの枠で“IvyBridge”ファミリーの別の新製品を用意しているのかもしれない。
例えば4-coreではなく6-coreとしたものなどである。
ただ、今のところIntelが6-coreの“IvyBridge”を開発しているという確固たる情報はない。
2つめの理由としてLGA1155マザーボードにおける互換性の維持というものが挙げられている。
LGA1155マザーボードをTDP77Wまでの対応で設計されてしまうと一部のLGA1155 CPU
(これはTDP95Wの“SandyBridge”のことだろうか?)が動作しないという事態を招く恐れがある。
なので“segment TDP”としてTDP95Wとすることで、マザーボードメーカーにはVRM周りを
TDP95Wに対応できるよう設計してもらうという狙いがあるのだという。