12/02/10 22:18:55.17 TC7FSbIv
IvyBridge-DT”では消費電力の低減だけでなく、周波数の向上余地も大きく引き上げられている。
例えばCore i7 3770Kならば空冷で5.00GHzを達成することも可能であろう。
これらは22nm Tri-Gate transistorの導入の産物であろう。
ではこれがハイエンドCPU―つまり最大10-coreでサーバーやワークステーションに投入される“IvyBridge-EP”ではどうなるだろうか。
“IvyBridge-EP”はXeon E5 seriesとして投入され、“SandyBridge-EP”と同じLGA2011を使用する。
コア数は最大10-core、L3キャッシュ容量はコアあたり2.5MBとなるため、10-coreでは25MBとなる。
メモリコントローラはQuad-channelのDDR3-1866に対応する。
とあるWebサイトがリークした“IvyBridge-EP”のCPU-Zのスクリーンショットを見ると、
“IvyBridge-EP”は大型のダイでさらにサーバー向けでバリデーションが厳しいにもかかわらず同消費電力帯で2段階分の性能向上を実現している。
たとえば“SandyBridge-EP”ではTDP95WモデルとしてXeon E5-2660が8-core, 2.20GHzで予定されている。
これが“IvyBridge-EP”になると同じTDP95Wながら10-core, 2.40GHzで出てくることになるだろう。
“SandyBridge-EP”の最上位はTDP150Wで8-core, 3.10GHzのXeon E5-2687Wである。
これの後継となる“IvyBridge-EP”は同じTDPで10-core, 3.60GHzを実現するだろう。
そしてこのモデルならばTurboBoostで全コア4.00GHzを実現することも期待できる。