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■ “プラチナバンド”への評価
ソフトバンクモバイルが900MHz帯の免許を獲得し、この7月からサービス提供が開始されることから、
サービスエリア面での競争力への影響を問われた加藤氏は、「もともと技術屋で、3年前にも説明したが、
周波数帯で伝搬特性に違いがあって2GHz帯のほうが届きにくい、とされる点については、
郊外では力を発揮するだろうが、都市部では2GHz帯と900MHz帯の違いはそれほど大きくない」とする。
サービスエリアの拡がり、という面で見た場合、高層ビルなど遮るものが多い都市部では、
900MHz帯の“届きやすさ”は、さほど威力を発揮しない、との見方で、これはドコモ自身が
これまでエリア設計を行ってきた体験に基づく説明だ。
続けて加藤氏は「トラフィック(通信量)に対しては、どれだけ周波数幅を持っているか、これが圧倒的に効いてくる。
周波数幅が増えて、全国の基地局が適正に配置されれば、キャパシティは上がるだろう」と解説する。
エリアという面ではなく、スマートフォンの普及によって飛躍的に増大するトラフィックを処理していくためには、
ソフトバンクが獲得した900MHz帯は(基地局がきちんと整備されれば)有効、という見方となる。
加藤氏は「ドコモのユーザーはそろそろ6050万を超えようとしているが、基地局はおおよそ10万カ所。
密に基地局を設置して、通信量をさばく容量を確保する努力は、通信事業者、とくにモバイルの基本中の基本。
置局のノウハウは我々も多く持っている。十分他社と競争できる」と述べ、
他社の競争力が向上したとしても、ドコモはそれに対抗できる力を有しているとした。
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