14/07/08 01:00:30.80 J6SBfHMr0
僕自身が不眠症になって不眠関係のシンポジウムに招かれたときのことです。
それは一般市民向けの大きなシンポジウムだった。僕以外の演者はすべて、
大学や大学病院のそうそうたる名医ばかりが集まっていた。昼休みだったとき。
控え室でみなが雑談的にいろんな話をしていた。いつの間にか話題が睡眠導入剤の事になっていた。
眠剤がどれほど危ないかの話を一人がしだすと、皆が具体的な眠剤の名前をあげて、
次から次にそれがどれほど危ないかを争うかのように、話始めました。
「結局、眠剤で安全な薬なんて、実際にはありゃせんのですよ」と議論をまとめるように
大御所の先生が言い出すと、皆そのとおりだという表情でうなずきました。
僕はそれまで安全な眠剤が少しでもあるのではと思っていましたが。
それじゃ「心の病に薬はいらないの著者の内海聡さんの言っていたことが正しかったと言う事になるじゃありませんか?」と問うと、
大御所の先生はあっさりと「そうですよ、そんなことみんな知ってますよ」と言いました。