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刑務所医ら3人不正受給 研修偽り給与1800万円
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刑務所や少年院など法務省の矯正施設に勤務する常勤の男性医師3人が2008~14年にかけ、外部の医療機関で研修を受けたなどと偽り、
通常業務をしていない分の給与計約1800万円を不正に受け取っていたことが4日、会計検査院の調べで分かった。3人は全額を返済しており、
法務省は刑事告訴しないとしている。
矯正施設の医師は国家公務員。医療技術の向上を目的に、外部の医療機関などへの研修が認められており、この間も給与が支給されることになっている。
検査院の調べでは、3人はそれぞれ東京少年鑑別所と多摩少年院(いずれも東京)、京都刑務所(京都)、京都医療少年院(同)に勤務。
07年度から14年度まで、週に数日間、外部の医療機関で研修を受ける許可を得ていた。
1人は08年1月~11年3月の間、研修を受けたとしていたが、実際にはまったく行っていなかった。2人は09年1月~14年4月の一部の期間で
研修を受けていなかった。3人が虚偽で申告した時間は合計約5300時間で、国から不正に受け取った給与や勤勉手当などは計約1800万円に上っていた。
検査院は11~13年にも宮城県や奈良県などの矯正施設の医師が外部機関で研修したと偽り給与を受け取った事案について指摘していた。
法務省は「こうした問題が相次いで発生し、誠に遺憾。再発防止に努めたい」としている。〔共同〕