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■タワー周辺の健康影響
携帯タワー周辺での頭痛や睡眠障害などを調べた論文は6件ぐらいある。たとえば2003年のフランスのサンティニ論文の結論に
は、「タワーは民家から300mよりも近づけて建てるべきではない」と書いてある(Electromagnetic Biology and Medicine,
22:41~49,2003)。携帯タワーで300mだったら、デジタル放送タワーだったら何kmぐらいになるのか、ちょっと分からないが、
だから私は東京湾に作れと言っているわけだ。
図は、ドイツの医者グループが最近発表した論文で、携帯タワー周辺の症状をいろいろ調べた。電力密度が0.001μw/c㎡未
満では症状が何もない人が70%だったが、それ以上になると「症状あり」が上回るという結果だった。
各国の研究所、研究者が提案している電力密度の基準値の中には、かなり厳しい数値もある。たとえば、ドイツのマエスは
1998年、0.00002μw/c㎡を提案している。
既に、オーストリアのザルツブルグは、室内で0.0001μw/c㎡以下を、2002年に勧告している。室外は0.001μw/c㎡だ。この
値を支持する論文が数件ある。