13/02/12 15:12:07.65 RP8g5nDe0
天守閣から王子様が呼んでいたことにも気づかず…
カエルは脱水と飢えに耐えながら砂漠の中を数週間彷徨っていました。
カエルは大きな荷物を町の商人に渡し終え家に帰ろうとするけど
とても遠い所だったため、帰り道がわからなくなってしまったのです。
そんな時カエルの頭の中で“僕の所に戻っておいで”という王子様の声が聞こえたのです。
カエルは急いで砂漠の中を何日もかけお城に戻ったのです。
お城の門まで辿り着き王子様に一目でいいので会いたいのだということを
門番をしている黒豆兵に話してみても王子様は外に出てきてくれないのです…。
カエルは何日もお城の外で王子様が出てくるの待ちましたが出てきません。
王子様専属召使いの茄子娘に今度は頼んでみましたが、やはり外には出てきません。
カエルは諦めてまた砂漠の中を歩き始めました。
すると町一番のお金持ちだと評判のエロ男爵芋がカエルに声をかけてきました。
エロ男爵芋はカエルの事を哀れだと思ったのか
王子様のことを諦めるよういろんな手を使って邪魔をしてくるのです。
つづく。