14/01/24 10:52:05.77 0fmfONAz0
日本の精神科治療で多剤投与が海外に比べ圧倒的に突出している
「医療教育を問う」シリーズで精神科医の教育を見ていく中で、驚くべき現実に向き合うこととなりました。
精神科の治療にはカウンセリング中心の精神療法と薬物療法がありますが、最近はカウンセリングより
薬物療法が中心となっているようです。
かつての精神科医療はカウンセリングが中心でしたが、1950年代末にうつ病がセロトニンなどの神経伝達
物質の不足が発病に深くかかわることが分かり、薬でそれが改善できるようになって薬物治療が一般化しました。
効く薬を使うことは当たり前のことではありますが、日本の精神科での多剤投与は海外に比べ、圧倒的に多いのです。
統合失調症に対する処方の国際比較を見るとその差は歴然です。慶應義塾大学の調査によると、
使う薬は1種類だけという比率がオーストラリア、アメリカ、イギリスなどで80%以上なのに対し、日本はわずか18%です。
3種類以上の薬を同時に使用しているのはそれらの国ではゼロなのに、日本は50%にも達しています。
しかも、日本の平均処方薬剤種数は7.68にも及ぶといいますから、まさに日本だけが突出しているのです。
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