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新潟県の病院 誤って食道がん４年半放置
新潟県立小出病院（魚沼市）は２０１２年６月８日、魚沼市の６０代男性患者に誤った内視鏡検査の結果を伝え、食道がんを４年半放置していたと発表した。
がんは進行し、男性は別の病院で手術を受けた。
小出病院によると、男性は２００６年６月の内視鏡検査で経過観察が必要と診断され、２００７年５月の検査で初期の食道がんが見つかった。
その際、検査担当とは別の外来医師が、カルテにとじていた２００６年の検査結果を誤って伝えたため、治療は行われなかった。
被害男性は２０１１年１２月、喉に異常を感じ、食道がんがステージ２に進行していたことが判明。２０１２年３月、別の病院で摘出手術を受けた。
布施克也院長は記者会見で「検査結果の日付確認が不十分だった。深くおわび申し上げる」と陳謝した。（共同）
［2012年6月8日］
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