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医局に届けられたお歳暮を秘書がより分けて必要な人には令状を書く。
大抵は菓子、ジュース、コーヒーの類であるが中には高級ワインが医局の片隅に置いてある。
お菓子、ジュースなどはすぐに無くなる。しかしこの間事件がおきた。医局長が狙っていた
虎屋の羊羹が忽然となくなっていた。それから医局長はご機嫌が悪くなって来た。
秘書の私にあたられても困ってしまう。いつまでも誰も手を付けない高級ワインは
最終的には教授のところに収まる。医局長は羊羹を家に持って帰って奥様のご機嫌を
取るつもりだったろうと思う。