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iPadで医療機器1千台を管理 兵庫の市民病院
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
医療機器の安全性を効率的に確保するため、三木市民病院(兵庫県三木市)は、県内で初めてアップルの多機能携帯端末
「iPad(アイパッド)」などを活用した機器管理システムを本格導入した。今後、3年後の統合を目指す
小野市民病院(小野市)の機器も同システムに登録し、将来的には双方で導入することを視野に入れる。
これまで同病院では、生命維持装置などの医療機器の操作や保守点検については、専門職の臨床工学技士を増員して
医療安全管理者として配置するなどマンパワーで安全確保に努めてきた。ところが、コンピューター上の台帳に機器の保守点検や
不具合などの記録を手作業で入力していたため時間や手間がかかるのが課題だった。さらに、生命維持装置などミスの許されない操作も多く、
アイパッドを活用した管理システムを8月から試行。11月に本格稼働を始めた。
今回の管理システムはでは、人工呼吸器や輸液ポンプ、ベッドサイドモニターなど約1千台の医療機器をバーコードで識別。
看護師らがアイパッドのカメラで機器に取り付けられたバーコードを撮影すると、その機器の台帳部分が画面に表示され、
購入時期、取り扱い説明書、整備状況などすべての履歴が分かり、臨床工学室で保守点検や修理状況、不具合などの記録を集中管理する。
入力した情報は院内LANを通じてホストコンピューターに送られ、機器に不具合が確認された際には、アイパッドから修理の依頼もできるという。
三木市民病院は「日常的な保守点検やメンテナンスをシステム管理することで医療の安全向上につなげたい」と話している。