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今回の報道で興味深いのは、これまでゲーム事業の不振をひた隠しにし、他業種になすりつけてきたソニーが、ついにはっきりと「米市場におけるゲーム事業不振」を指摘されたこと。
はっきりいって、2年前の時点で累積9000億円もの赤字を出し、SCEが債務超過で解散した時点でソニーのゲーム事業の未来などとっくに潰えていた。
しかしその後、ストリンガーが自分のお気に入りの平井を社長に据えようとしたとき、「ゲーム事業の(名目上)黒字」を平井の功績にしてしまったことで、
ゲーム事業=失敗という事実が隠蔽された。日経をはじめとした各紙がしらじらしく「ゲーム事業を黒字化させた平井」と書きたてている様子は失笑ものだった。
そうした記事が多数発生した背景にはソニー社内のストリンガー・平井派の意向が広告費を通じて各マスコミに多分に反映されていたのだろう。
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