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07月29日 12時21分 - NHK 福岡 NEWS WEB
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(行橋で暑気払いの「虫封じ」)
土用のうしの日の２９日、行橋市の寺では、素焼きの皿を頭にのせ、もぐさに火を付けて暑気払いを
する、ユニークな「虫封じ」が行われました。
行橋市の普門寺では、暑い夏を健康に乗り切ろうと、この時期の土用のうしの日にあわせて、毎年、
「虫封じ」をしています。
２９日は午前９時ごろから、夏休みの子どもたちやお年寄りなど、大勢の人たちが次々と寺を訪れま
した。
そして、直径が２０センチほどの素焼きの皿を逆さにして頭にのせ、上に置いたもぐさに住職が火を
つけていきました。
素焼きの皿は熱を通しやすく、１０分もすると熱さで顔から汗がふきでてきますが、ここが我慢のしど
ころです。
中には、熱さに耐えきれずに頭から皿を浮かす人や頭と皿の間にハンカチを入れて熱さをしのぐ人
もいました。
参加した人たちは「熱かったけれど心も体もすっきりしました。」、「気持ちがよかったです。暑い夏を
無事乗り切れそうです」などと話していました。