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遊佐町民有志が地元産にこだわって開発した「鳥海山の恵みをいただくカレールウ」に都内の男性実業家らがほれ込み、年内にこのルー
を使ったカレー専門店を町内にオープンする。いずれ都内にも店を開きたい考えで、「庄内の食材を全国に発信したい」と意気込む。
写真=年内にオープンする予定のカレー専門店で提供するカレーライスのイメージ
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ルーは、町の特産品を作ろうと遊佐ブランド推進協議会(会長・時田博機町長)が企画し、町民有志が集まって足かけ3年で開発。
子どもからお年寄りまで楽しめる「大人の甘口」がコンセプトで、町内のゆざ食彩工房(広瀬順一社長)でミクロカットした町産野菜を原料
にしている。4月末から、同町の道の駅鳥海「ふらっと」などで販売し、既に年間目標の1万個を売り上げた。
出店のきっかけはことし6月、東京の百貨店・三越銀座店で開かれた本県の物産展。発売したばかりのルーも並んでいた。都内で
コンテンツ事業会社やうどん店などを経営する小林隆さん(49)がルーを購入。家族で味わい、「甘口だがピリッとした後味で、甘党でも
辛党でもいける」。すぐに「全国で通用する。これでカレー店を出したい」と思い立ったという。
写真=町民有志が開発したカレールー
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まずは地元で愛されるカレーに育てようと、遊佐町内に出店する。小林さんと親交のある鶴岡市の県産食材ネット販売会社代表の
佐藤幸夫さん(42)と共同で会社を立ち上げ、店を経営する。
出店場所は現在、選定中。「遊佐カレー」という名称で売り出す予定で、ルー作りに携わった町民らと試作を重ねてきた。彩りや食材
自体の味を生かすため、旬の町産野菜を蒸し、ルーの上に乗せるスタイルで提供する。価格は800円~1000円を想定。
“遊佐店”が成功すれば酒田市や鶴岡市、東京にも店を出したいという。小林さんと佐藤さんは「カレーの野菜と言ったら遊佐と言われる
ようにしたい。地元農家のモチベーションも高まればうれしい」と話す。「カレーは世界中の人が食べる。目指すは庄内発世界行き」。
ソース(山形新聞) URLリンク(yamagata-np.jp)