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四肢切断の仏男性が14キロ完泳 ジブラルタル海峡、5時間
【カイロ共同】AP通信によると、感電事故で四肢を失ったフランス人男性フィリップ・クロワゾンさんが
12日、スペインとモロッコの間のジブラルタル海峡を約5時間かけて泳ぎ切るのに成功した。
脚の付け根に人工のひれを着け、シュノーケルの助けも借りて約14キロを友人と一緒に完泳した。
モロッコに到着後、「健常者と障害者が一緒に泳いで大陸をつなげられることを証明した」と語った。
クロワゾンさんはこれまでにイギリス海峡、紅海北部のアカバ湾などの横断に成功している。
気象条件が良ければ来月、ロシアのシベリアと米アラスカ間のベーリング海峡の一部を泳ぐ計画という。
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12日、ジブラルタル海峡を泳ぎ切りモロッコに到着したフィリップ・クロワゾンさん(中央)(AP=共同)
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