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吉賀町柿木村柿木の柿木中学校(常国芳文校長)は本年度から、水泳の授業を学校近くの高津川水系福川川で行っている。
今春赴任した同中OBの教員が、豊かな自然を体で感じ、たくましく育ってほしいと企画。生徒は流れに逆らって泳ぎ、小魚を観察
するなど地元の清流を体感している。
これまでは隣接する柿木小学校のプールを使っていたが、保健体育の斎藤和宏教諭(43)が川での水泳を常国校長に提案。
職員会議で了承され、26日から始まった。
全校生徒39人が7月20日まで、川で水泳の授業を受ける。
授業は水深2~3メートルの場所で行い、斎藤教諭ら教員2人が監視し、学校から自動体外式除細動器(AED)や毛布などを
持参する。雨天時や増水時は実施しない。
29日は、3年生8人のうち7人が準備運動をした後、川に入り、浮輪を使った救助訓練などを行った。
佐々木駿君(15)は「プールは消毒剤の影響で体がかゆくなるが、川だとかゆくならない」と話し、谷脇百々花さん(14)は「魚が近くを
泳いだり、流れがあったりとプールより楽しい」とした。
県教育庁保健体育課学校体育・競技スポーツ振興グループによると、川での水泳授業は学校にプールのなかった昭和30~40年代
はよく行われていたが、近年では珍しいという。
ソース(山陰中央新報) URLリンク(www.sanin-chuo.co.jp)
写真=体育の時間に福川川で水泳に取り組む柿木中の生徒
URLリンク(www.sanin-chuo.co.jp)