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＜週刊文春2014年5月29日号『THIS WEEK 社会』より＞
週刊文春 5月24日(土)13時1分配信
4月にお茶の水女子大附属小の2年生に進級された秋篠宮悠仁さまだが、昨年の
入学式以降、学校行事の取材機会は皆無。
前回の運動会も非公開で、しばらく国民は健やかなご成長を拝見していない。
だが、今年5月24日の運動会は一部取材が許された。
そして15日付で《運動会に際して取材の機会を設けるに至った経緯》という見解が
宮内庁のHPに突然掲載された。
「これを見たときは目を疑いました。《国民の関心が非常に高い》《記録を残したい》といった
宮内記者会の要望を受け、学校側が《取材の機会を設けることとしたものであると理解している》と
書かれています。
要望が受け入れられたのは喜ばしいが、取材設定に至った経緯を一般に披露する必要性が
どこにあるのか。誰に向けてのメッセージなのか。こんな発表、前代未聞ですよ」
(宮内庁担当記者)
特徴的なのは、取材設定が学校側の判断だと強調されていることだが、奇妙な文章の謎を
解くカギはそこにある。 宮家関係者が話す。
「もちろん最終的な判断は、学校側ではなく、秋篠宮ご夫妻がなさいます。
実のところ、一番の問題は、皇太子ご一家に対するご遠慮なのです。
東宮の愛子さまとは違って、宮家のお子様の運動会は通常、公開されない。
その前例を踏襲され、昨年は非公開という判断をされた。
悠仁さまは将来の天皇ですが、秋篠宮ご夫妻は、東宮と同格に見られるような振る舞いの
ないよう細心の注意を払われている。だから“学校側の判断”だと強調しているのです」
ではなぜ今年は公開に踏み切られたのだろうか。
「近頃、秋篠宮家に吹く“逆風”を察知されているからでしょう。例えば、お茶の水小の
『市民教育』について、その背景にある国家に批判的な視点を持つ市民を育てるという
思想は、皇位継承者に相応(ふさわ)しくないという指摘があり、一方、学校では
悠仁さまにはお友達が少なく、紀子さまが悠仁さまへのいじめについて担任の先生に
直談判をしていたという報道もあった。
紀子さまは機を見るに敏な方ですから、今は悠仁さまの元気なお姿を公開するべきだと
判断されたのでしょう」(同前)
昨年は徒競走で残念ながらぶっちぎりのビリだった悠仁さま。
今年はどんなお姿が拝見できるだろうか。 （終）