12/01/06 22:13:30.36 FDijUffA
「DIN SYNC」について、英語版Wikiをちと和訳。日本語版Wikiの記載がイマイチなので。
詳しい方、添削お願い致しまする。_o_
<DIN SYNC とは?>
■同期規格のひとつで、電子楽器同士の接続に使う。
"DIN SYNC"または"SYNC 24"と呼ぶことが多い。まれに"SYNC 48"と
呼ぶこともある。1980年代に、ローランド社が提唱した規格だ。
これにより、ミュージック・シーケンサー、ドラムマシーン、アルペジエター
など、様々な機器の間で同期演奏ができるようになった。
■DIN SYNCは、"クロック(テンポ)"と"スタート/ストップ(ラン/ストップ)"
という、2種類の信号を使う。この信号は、TLL規格のバイナリ電圧レベルと
互換性を持つ。Lowの状態が0V~+0.8V、Hightの状態が+2V~+5V程度だ。
■クロック信号は、シーケンスやドラムパターンの再生速度を決める。
スタート/ストップ信号は、シーケンサーの走行と停止を制御する。
シーケンサーは、0Vの"スタート/ストップ信号"を受けると停止し、
+5Vの"スタート/ストップ信号"を受けると走行する。
■DIN SYNCは、5ピンのDINコネクターを使う。これはMIDI用のコネクタと
形状が同じだが、ピンの配置が違う。また"DIN SYNC"という名称は、
これがDIN(ドイツ工業規格)に準拠しているという意味では無い。
同期信号の実装の際に、たまたまDINコネクタを使っただけだ。
■コネクタの1番ピンが「スタート/ストップ」、3番ピンが「クロック」、
2番ピンが「グラウンド(アース)」を担当する。
DIN SYNC規格を独自に拡張し、コネクタの4番ピンや5番ピンに「タップ」や
「フィルイン」を割り当てた例もある。しかし機器により仕様はマチマチだ。