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警察官舎で知人女性に無理やりわいせつな行為をしたなどとして、山口県警は１７日、県内の警察署勤務の
男性巡査長（３４）を停職６か月の懲戒処分にしたと発表した。
巡査長は同日付で依願退職した。
監察官室によると、巡査長は２０１０～１１年、官舎自室で、２０歳代の知人女性２人にそれぞれ無理やり
キスをするなどした。巡査長は勤務後に飲酒し、女性を自室に誘ったという。
女性の１人が今年４月下旬、「（巡査長に）わいせつな行為をされた」と警察署に相談し、発覚した。県警は
「女性が事件化を望んでいない」として刑事事件での立件を見送り、内部調査を進めていた。巡査長は「欲望を
抑えきれなかった」と事実関係を認めているという。
県警の垣内伸吾警務部長は「警察官としてあるまじき行為。職員に対する職務倫理教養や指導監督を徹底し、
再発防止を図る」とのコメントを出した。
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