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高卒職員対象に公益大入学制度
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
酒田市は来年度「行政職」で採用する高卒の新人職員を対象に
４年間、地元の東北公益文科大学で学ぶことができる制度を設けることになりました。
これは、酒田市の丸山至副市長と東北公益文科大学の吉村昇学長が
酒田市役所で記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、酒田市は、来年度採用の新人職員を対象に、酒田市にキャンパスがある
東北公益文科大学で大学教育を受けられる制度を設けるということです。
対象となるのは
▽来年４月１日付けで採用する新人職員のうち、
高校卒業の受験資格で合格した「行政職」の職員です。
▽期間は４年間でその間の給与は毎月、通常どおり支払われます。
▽入学金２７万円は免除され、年間の授業料や施設整備費などの費用も半額になるということです。
制度を利用できる人数は若干名で、市では希望者の中から選考を行って決めるとしています。
酒田市によりますと、今回の制度は経済的な事情で進学をあきらめざるを得なかった高校生に、
大学教育を受ける機会を与えるために設けたということです。
丸山副市長は
「“市の職員として地元に貢献したい”という思いと同時に、
“大学に行きたい”という希望も持っている高校生のためにこの制度を設けました。
住民の声を吸い上げ、具体的な制度や仕組みを組み立てる能力を大学で学んでもらいたい」
と話しています。
07月15日 18時14分