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市職員、廃棄物をネット販売
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
津市の５０代の職員が、市のごみ処理施設に捨てられた野菜や花の種を持ち帰り、
インターネットで販売していたことがわかり、市は公務員としての信用を失墜させたなどとして、
この職員を懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、津市環境事業課の５４歳の男性職員です。
津市によりますと、この職員は、勤務していた津市のごみ処理施設に
市内の育苗業者が消費期限切れのため廃棄した野菜や花の種およそ１万２０００袋を
去年５月以降、３回にわたって自宅に持ち帰り、娘に頼んで
インターネットのオークションで販売していたということです。
１００袋あたり１５００円ほどと一般より格安で販売し、去年６月からことし３月までに
あわせて５８回出品し、１８万円あまりを得ていたということです。
ことし３月、廃棄した業者がオークションに、業者名が書かれた種が大量に売られているのに気づき、
購入して確認したところ、この職員が関わっていたことが判明したということです。
市の調査に対し職員は
「初めは栽培しようと持ち帰ったが、売ることを思いつき、すべて販売してしまった」
と話しているということで、公務員としての信用を失墜させたなどとして
市は８日、この職員を戒告の処分にしました。
津市の盆野明弘総務部長は会見で
「職務に専念すべき義務を怠っており、大変申し訳ありません」
と謝罪しました。
05月08日 19時36分