15/04/15 23:20:43.18 *.net
日米欧などの先進7カ国(G7)外相会合は2日目の15日、ドイツ北部
リューベックで全体協議を行い、中国の海洋進出を念頭に「威嚇や強制、力の
行使を通じて領土・海洋に関する権利を主張するいかなる試みにも強く反対する」
と明記した宣言などを発表して閉幕した。
名指しはしなかったが、中国の一方的な行動を容認しないという明確な立場を
G7が一致して打ち出した形だ。
宣言は東シナ海と南シナ海の状況を引き続き注視するとし、「大規模埋め立てを
含め、現状を変更し緊張を高める一方的な行動に懸念」を表明。中国がフィリピン
などと領有権を争う南シナ海の岩礁で、大規模な埋め立て工事を進めていることを
事実上非難した。その上で、国際法に従い、海洋に関する問題を平和的に解決する
重要性を強調した。
また、共同声明ではウクライナ情勢について、東部の親ロシア派に停戦合意を
順守させるよう、ロシアが影響力を行使することに期待を表明。「停戦合意の
完全な履行と国際的な制裁は密接に関連している」と指摘し、事態が大幅に改善
しなければ、制裁解除はあり得ないとのメッセージをロシア側に送った。
さらに、親ロ派戦闘員への支援をやめるようロシアにくぎを刺した。
共同声明は北朝鮮問題にも言及し、核・弾道ミサイル開発の継続を強く非難。
全ての関連活動の即時停止と挑発行為の自制を要求した。
イラン核問題では、今月2日に欧米など6カ国とイランがまとめた「枠組み合意」は
「かつてない監視と透明性を求める」内容だと評価。6月末までの最終合意を
目指す関係国の努力に支持を表明した。
岸田文雄外相は閉幕後、記者団に対し「アジアの安保環境について議論を
リードし、海洋安保では一方的な現状変更の試みは放置できないことを強調した」
と指摘。また、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について
「ガバナンスの重要性で一致し、今後もG7で連携していくことを確認できた」
と述べた。(2015/04/15-22:59) 【リューベック(ドイツ)時事】
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