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★「史上最悪のコネ入社」中国高官のバカ息子採用、米当局が調査
2015.2.11 10:33
米紙ウォールストリート・ジャーナルは９日までに、米当局が、
金融大手ＪＰモルガン・チェースが中国の高虎城商務相の息子（３２）の雇用で
便宜を図ったとして調査していると伝えた。（ＳＡＮＫＥＩ ＥＸＰＲＥＳＳ）
国外の政府高官への贈賄を禁じた米国の海外腐敗行為防止法違反の疑いが
もたれているという。高氏の息子は、ＪＰモルガンの面接担当者から
「過去最悪の応募者」とみなされたが、２００７年に採用されたとしている。（北京 共同）
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)
★中国商務相、息子の雇用継続条件にJPモルガンに便宜供与提案か
中国の高虎城・商務相（63）が商務次官を務めていた2008年、米金融大手JPモルガン・チェースに
在籍していた息子・高ジュエ氏（32）の雇用継続を条件に、同社に便宜を図ることを申し出ていた。
ウォール・ストリート・ジャーナルが確認したJPモルガン幹部のメールで明らかになった。
JPモルガンの社内メールおよび関係者によると、高ジュエ氏は同社の採用面接試験の
成績が悪かったほか、就労ビザの更新手続きをしなかった。在籍中には誤って
人事部の社員にひわいなメールを送るなど、上司からは「幼稚、無責任、信頼できない」
と評価されていた。
JPモルガンが人員削減を進めていた08年、高ジュエ氏も解雇通知を受け取っていた。
だが同氏は解雇を逃れ、しばらくの間、同社にとどまったが、すでに退社している。
関係者によると、JPモルガンや他の数行によるアジアでの雇用慣行を調査している
米当局は、高ジュエ氏の雇用に焦点を当てている。
商務省に送付した質問状に対し、高虎城氏から回答はない。高ジュエ氏は現在在籍している
ゴールドマン・サックス・グループを通じてコメントを拒否した。JPモルガンの広報担当者や
米証券取引委員会（SEC）も調査に関するコメントを避けた。
高虎城氏は13年に商務次官から商務相に昇格。10～13年は中国の通商代表も務めていた。
商務省はM＆A（合併・買収）の規制で権限を持ち、中国内の企業活動に大きな影響力を
振るうことができる。
中国商務省はJPモルガンの顧客ではなく、銀行規制当局でもないが、企業への影響力は
計り知れず、中国で事業を行うグローバル企業の合併・買収について判断を下す権限を有する。（抜粋）
URLﾘﾝｸ(jp.wsj.com)