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★米、中国をＷＴＯ提訴 繊維、農産物など７分野でルール違反の補助金制度
2015.2.12 08:26
【ワシントン＝小雲規生】米通商代表部（ＵＳＴＲ）は１１日、中国が繊維など７分野の
産業に対する不当な補助金制度を運用しているとして、世界貿易機関（ＷＴＯ）に
提訴したと発表した。米国は今後、中国との二国間協議を持ち、問題が解決されない
場合はＷＴＯに紛争処理委員会（パネル）の設置を求める。
ＵＳＴＲによると、中国は「実証基地・共通サービス基盤」プログラムと呼ばれる制度で、
繊維や農産品など７分野の企業を対象に、ＷＴＯのルールに違反する補助金を出しているという。
補助金の額は２０１０～１２年の３年間で少なくとも１０億ドル（約１２００億円）に上るとしている。
ＵＳＴＲのフロマン代表は同日の記者会見で「中国は補助金を出すことで、
ルールを守っている米国の労働者や農家、企業に損害を与えている」と述べ、中国を批判した。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)
★米、ＷＴＯに中国を提訴 「不公正」な輸出補助
【ワシントン共同】米通商代表部（ＵＳＴＲ）は１１日、中国が農産物や医薬品など
の輸出を対象に不当な補助を実施しているとして、世界貿易機関（ＷＴＯ）に提訴したと発表した。
ＵＳＴＲによると、中国は「実証基地・共通サービス基盤」プログラムと呼ばれる制度を構築。
繊維や農業、先進素材・金属、軽工業、医薬品など７分野を対象に全国１７９拠点で輸出企業に
補助金や無償サービスを提供している。ＷＴＯが禁じる形の輸出補助金も出ているとみられる。
この制度による補助の規模は不明だが、拠点によっては少なくとも毎年６３万５千ドル
（約７６４５万円）相当の補助が出ているという。
2015/02/12 06:53 【共同通信】
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