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★稲田氏 農協改革で野党は対案を
2月11日 17時47分
自民党の稲田政務調査会長は、広島県呉市で講演し、政府・与党が進める農協改革の意義を
強調するとともに、成長戦略に当たらないと批判する野党には対案を提示するよう求める考えを示しました。
政府・与党はＪＡ全中＝全国農業協同組合中央会の会計監査の権限撤廃などを盛り込んだ
農協改革の関連法案について、今の国会で成立を図る方針なのに対し、民主党などは農協改革は
成長戦略に当たらないと批判しており、後半国会の焦点の１つになる見通しです。
これに関連して、自民党の稲田政務調査会長は、講演で「きょう変えて、あす、いきなり農家の
所得が倍になることはない。しかし、農協は中央の言うことを聞くだけではないとマインドを
転換することで、農業は必ずよくなる」と述べ、改革の意義を強調しました。
そのうえで、稲田氏は、「野党から『論外』だとか『論評に値しない』などと言われるが、
一歩一歩でも改革を進めていくことが必要だ。『それだけ悪口を言うなら対案を出してください』
と言いたい」と述べ、批判する野党には、対案を提示するよう求める考えを示しました。
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