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２２日午後２時５０分頃、福岡市西区姪の浜２の路上で、「大型犬が人にかみついている」と１１０番があった。
福岡県警西署の発表によると、通行中の男女４人（３３～６５歳）がボクサー犬３頭にかみつかれ、うち同区の
会社員男性（５８）がふくらはぎを数針縫うけがを負い、残る３人も太ももなどに軽傷を負った。
３頭は成犬。現場近くで男性医師（６６）（福岡市中央区）が管理する敷地内で放し飼いにしていた。敷地は
フェンスで囲んでいたが、当時、フェンスの扉が開いており、そこから逃げ出したとみられる。
犬はいずれも、飼い主の医師が取り押さえ、自分の車に乗せて連れ帰った。西署は、過失傷害の疑いもあると
みて調べる方針。
関係者によると、犬は、敷地から約１００メートル離れた家電量販店内にも入るなどしたという。店内を歩く犬を
目撃した男性は「筋肉隆々の犬が入ってきたので驚いた。怖かった」と話した。
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