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目の動きで統合失調症を診断
URLリンク(www.nhk.or.jp)
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
目の動きを測定することで、統合失調症かどうかを診断する方法を、
京都大学と大阪大学の研究グループが開発したと発表しました。
客観的な検査に基づく診断で早期の治療につながると期待されています。
新たな診断法は京都大学大学院の三浦健一郎助教と大阪大学大学院の
橋本亮太准教授などのグループが開発しました。
幻覚や妄想などが続く統合失調症の患者は国内に約70万人いて、長期間入院している患者の
7割を占めると言われています。
客観的な検査などによる診断法はなく、医師によって判断が分かれたり、
患者や家族への説明が難しかったりする課題がありました。
そこで、研究グループは、統合失調症の患者は物を見る目の動きが健康な人より鈍いことに注目し、
画面上の動く点をどれだけ目で追うことができるかや、風景の画像全体を
見渡しているかを測定する診断法を開発しました。
患者40人と、健康な69人について、視線の先の動き方や移動距離などを測定し数値にして
診断したところ、統合失調症かどうかを88%の精度で判別できたということです。
橋本准教授は、
「客観的なデータを示すことで患者本人や家族が病気を受け入れやすくなり、
早期発見と早期治療にもつながると考えられる。できるだけ早く実用化を目指したい」
と話しています。
11月07日 19時36分