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★自己評価「やっと高速に入った」…舛添都政半年
2014年08月08日 15時28分
東京都の舛添要一知事が、9日で就任から半年を迎える。
2020年東京五輪・パラリンピックの会場整備計画の見直しでは指導力を発揮したが、
都庁内外への厳しい注文も目立ち、周囲が戸惑う場面もみられる。
読売新聞のインタビューに応じた舛添知事は「20年間、リーダーシップが欠けていた」
と歴代の知事を批判し、「五輪に向け、防災対策やインフラ整備などに取り組む」と意欲を語った。
◆「石原色」にメス
「ノロノロ運転からやっと高速道路に入った。時速80~90キロぐらいではないか」
舛添知事は現在の仕事ぶりを自らこう評した。2月の知事就任後、突然の知事交代で混乱する
都政の課題に“安全運転”で対処してきたが、5月頃から「石原色」が染みついた都庁の組織にメスを入れ始めた。
記者会見では、石原慎太郎・元知事や猪瀬直樹・前知事の下で働いてきた職員を「ぬるま湯体質」
などと厳しく批判。7月には、石原元知事が設けた官房組織「知事本局」を「政策企画局」に改め、
肝いりだった「尖閣諸島」や「横田基地共用化」の担当部門を切り離した。
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