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大阪府警鶴見署は9日、女性を監禁して金を盗んだ疑いで、
無関係の20代の男性を誤認逮捕し、約4時間にわたって勾留したと発表した。
同日、男性を釈放して謝罪した。
女性と男性は知り合いで、鶴見署は女性が男性から被害に遭ったとする
虚偽の申告をしていたと説明している。
府警の誤認逮捕が発覚したのは昨年以来7件目となる。
鶴見署によると、大阪市鶴見区の20代女性が昨年8月3日に、
男性から車内に監禁され、2日後に岡山県瀬戸内市内で解放されたと訴えていた。
その際、所持金約1万5000円を盗まれたと申告していた。
鶴見署は女性の両親らの相談を受け、捜査に乗り出した。
女性の供述に基づき、11月にこの男性について監禁と窃盗の疑いで逮捕状を取り、
今月9日に神戸市内で男性を逮捕した。
男性は逮捕後、容疑を否認したため、捜査員が女性から改めて事情を聴いたところ、
女性は
「うそを言った。男性と一緒に遊んでいただけで、
事件で金を盗まれたと言えば、借金を返済しなくていいと思った」
などと話したという。
このため、逮捕から約4時間後の午後2時半ごろに、男性を釈放した。
鶴見署の喜田真司副署長は
「今後、このようなことがないよう、適正捜査に努め、再発防止に全力を尽くします」
と釈明している。
府警では昨年、北堺署の窃盗事件を巡って無関係の男性会社員が逮捕、起訴された。
また、痴漢事件や傷害事件でも被害者の証言を過信するなどして関係ない人物を逮捕し、
その後、誤りに気付いて釈放するなど、計6件の誤認逮捕が明らかになっている。
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