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韓国紙「朝鮮日報」の１月８日付記事では、
サムスン電子が７日に発表した２０１３年第４四半期（１０～１２月）の業績予想によると、
営業利益は８兆３０００億ウォン、売上高は５９兆ウォンだ。
営業利益は第３四半期（７～９月）より１８．３％の大幅減となった。
韓国の成長エンジンとされるサムスン電子の業績は４四半期おきに再度挫かれた。
環球網が伝えた。
報道によると、サムスン電子史上最大規模の業績続伸は幕を下ろした。
２０１３年第３四半期に韓国企業で初めて達成した
１０兆ウォンの営業利益は８兆ウォンに転落した。
サムスン電子の業績不振は売上高の６０％、利益の６７％を占める
ＩＴ・モバイル事業部の減益が最大の要因とされる。
昨年から指摘されてきた「スマートフォン成長の限界」が現実のものとなったわけだ。
こうした中、「サムスン電子なき韓国経済」をあらためて考えるべきだと指摘する声が出ている。
サムスン電子の業績不振は、単なる一企業の問題ではない。
同社が韓国経済にとって大きな役割を果たしているためだ。
２０１２年、サムスン電子の売上高（２０１兆ウォン）は韓国の国内総生産（ＧＤＰ）の１８％を占めた。
２０１３年１～９月に韓国の輸出は前年同期比で２．７％増加したが、
サムスン電子の寄与分（海外生産を含めた売上高）を除くと３．６％減となる。
これは韓国経済の「サムスン電子による錯覚現象」だ。
低調な業績は李健熙会長の「新経営宣言」２０周年を記念する
特別ボーナス支給（３２万人に８０００億ウォン）や、
第３四半期より平均４％上昇したウォンの対ドル相場も影響している。
スマートフォンに代わる新たな成長エンジンの発掘が喫緊の課題になっている。
韓国経済が「サムスン電子による錯覚現象」を乗り越えるため、
さまざまな業種の企業の業績改善が課題として浮上している。
URLﾘﾝｸ(www.xinhuaxia.jp)
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