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中国工商銀行の業務一時停止の混乱が23日午前に収まると、24日には中国銀行に順番が回ってきた。
中国銀行は24日午前、多くのインターネット利用者に先物取引の口座振替を一時停止するとのショートメッセージを送信した。
同行が同日述べたところによると、先物取引の口座振替のフロントエンドシステムに
一時的に取引の遅れが生じ、顧客の口座振替取引に影響が出たためで、
緊急措置を取った後、システムはすみやかに回復する見込みという。「新京報」が伝えた。
▽先物取引の口座振替が一時停止
あるネット利用者が同日午前にミニブログで述べたところによると、
ある先物取引会社(国信証券)から、中国銀行の端末が故障したため、
中国銀行で先物取引の口座振替ができなくなった。
システムが回復すればただちに通知するとのショートメッセージが送られてきたという。
同日午前に同行の顧客サービス係に電話したところ、
担当者が午前中は確かにネットバンキングを通じた先物取引の口座振替取引は行えないが、
他の業務は通常通り行われていると説明した。
午後1時頃になると、口座振替業務が再び行えるようになった旨の通知が送られてきた。
別のメディアの報道によると、同日午前にはカウンターで関連業務の操作が行えなくなっていたという。
だがあるネット利用者がミニブログで述べたところによると、
24日午前に口座振替に成功した人もいる。
中国銀行の先物取引の口座振替用の口座のうち、
同日午前に口座振替ができたところ1つだけあり、先を争うようにして振替手続きが行われたという。
新湖・先物取引研究所の時岩研究員によると、
「先物取引の口座振替」とは投資家の銀行口座と先物取引口座とをつなぐ振り替えのルートを指す。
ルートが一時中断すれば正常な取引ができなくなり、
投資家の銀行口座にある資金が取引用の口座に移せなくなる。
取引口座の資金も引き出せなくなり、
追加投資をしたい人や投資を引き上げたい人の投資計画に影響が出ることは必至だ。
▽二大銀行が相次いで故障
北京、上海など複数地域の工商銀行の利用者が、
23日午前に同行システムに故障が出て業務が一時停止したことの影響を受けた。
同行のコメントによると、故障の原因は一部の地域のコンピューターシステムのバージョンアップで、
カウンター業務と電子化業務の処理に遅れが出たという。
2日続けて国有大手銀に業務の一時停止という「事故」が起きたことと、
ここ数日ほど銀行が流動性不足に陥っていることを受けて、
市場にはさまざまな憶測が飛び交っている。
最近明らかになった銀行の資金不足のうわさと関係があるのではないかと推測する投資家がいる。
中国銀行はこのたびの故障がここ2日間ほどの銀行間における
資金不足と関係があるかどうかについてコメントを出しておらず、
工商銀行はこのほど否定するコメントを出した。
このたびの故障が顧客に損失を与えたことについて、中国銀行の顧客サービス担当者は、
顧客から賠償請求があれば記録して上層部に報告しているが、
今はまだ対応する処理メカニズムが整っていないと話す。
同行のサイトによると、24日午前に先物取引の口座振替のフロントエンドシステムに一時的に取引の遅れが生じ、
顧客の口座振替取引に影響が出た。
緊急措置により、システムはすみやかに回復する見込みだ。
このために顧客に不便をかけたことについて深く謝罪の意を表するという。
URLリンク(j.people.com.cn)
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