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中国金融市場で指標となる短期金利が20日、過去最高水準に上昇した。
中国人民銀行(中央銀行)が資金不足に対処するリバースレポ取引を手控えていることが背景だ。
銀行間資金の取引センターNIFCによれば、銀行間の資金調達のしやすさを示す
7日物レポ金利は270ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し10.77%。
2003年3月から集計のデータでは過去最高となった。
1日物金利 は前例のない527bp上昇となり、過去最高の12.85%に達した。
中国政府は19日、李克強首相が主宰した国務院常務会議後に、
中国の銀行は経済改革を支える取り組みを強化し、
金融リスクを抑制するためにさらに努力する必要があると表明した。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の周浩エコノミスト(上海在勤)は、
「市場の動きは流動性だけでなく、変わらない政策スタンスにも影響されている。
19日の政府声明後、市場は資金不足が長期化するとみている。
7月半ばを過ぎなければ、流動性が大きく改善されることはないだろう」
と述べた。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)