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中米ベリーズ北部で、地元政治家経営の建設会社によって取り壊された約2300年前のマヤ文明の遺跡ピラミッド
中米ベリーズ北部にある約2300年前のマヤ文明の遺跡にあったピラミッドが今月上旬、取り壊されていた。
建設会社が道路工事用に採石した疑いが濃厚となり、
国内外から非難の声が上がるなか、同国政府が調査に入った。
AP通信などによると、マヤ文明の中心地の一つだったメキシコ国境に近いノームル遺跡にある
高さ約30メートルのピラミッドを、建設業者がパワーショベルで崩して採石。
当局が気づいた時にはすでに、がれきの山となっていた。
建設会社を経営する地元の政治家デニー・グリハルバ氏は、
一帯のサトウキビ畑の地主から「許可を受けていた」と話しているが、
個人所有の土地にあっても遺跡は政府の保護下にあり、訴追される可能性がある。
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