13/05/18 11:05:50.88 0
米紙ワシントン・ポストは15日(現地時間)、韓国が「経済や教育のレベルが高いにも
かかわらず、人種差別が深刻な状況にある」と報じた。約80カ国を対象に行った
「世界価値観調査(WVS)」の資料を基に、人種差別のレベルを7段階に分けランク付け
したところ、韓国は人種差別のレベルが2番目に高いグループに属するという結果になった。
WVSの資料では、人種差別の程度を測るため「隣人にしたくない人はどんな人か」という
設問を設けた。その結果、韓国では回答者全体の36.4%が、隣人にしたくない人として
「ほかの人種」を挙げたという。日本や中国では同じ回答をした人が20%に満たなかった。
これについてワシントン・ポストは「教育レベルが高く、民族的な対立もない韓国で
人種差別のレベルが高いというのは予想外だ」と評価した。
スウェーデンの経済学者たちが最近、WVSの資料を基に行った研究では、経済水準が高く
なるほど、ほかの人種に対する寛容度が高い傾向にあるという結果が出たが、韓国の実情は
これに反するというわけだ。これについて同紙は、韓国が長い間、単一民族というプライドを
持ってきたことや、最近の東南アジア諸国からの移住者の急増、日本との歴史的な対立などが、
人種差別のレベルが高くなった原因として挙げられる、と分析した。一方、パキスタンは
経済水準が低く、宗教間の衝突がたびたび起こっているにもかかわらず、隣人にしたくない
人として「ほかの人種」を挙げた人が6.5%にとどまり、韓国とは逆の意味で予想外だとしている。
全ての調査対象国のうち、ほかの人種に対し最も排他的な国はバングラデシュで、隣人に
したくない人として「ほかの人種」を挙げた人は71.7%に達した。2位以下にはヨルダン(51.4%)、
インド(43.5%)が続いた。一方、米国やカナダ、オーストラリア、ニュージーランドは
同様の解答をした人の比率が5%に満たず、人種差別のレベルが最も低いグループに属する
結果となった。また、同様の解答をした人が最も少なかったのはスウェーデン(1.8%)だった。
イ・ジェジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
URLリンク(www.chosunonline.com)