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2013年04月22日
ガタガタになってきたヤマダ電機の業績と閉鎖
ヤマダ電機の業績がガタガタになってきており、大幅な下方修正を発表しています。
売り上げは７．２％減少の１兆７１８０億円、営業利益は６３．０％減少の３３０億円、最終利益は６２．３％減少の２２０億円としており、更に５月３１日付けで中国の南京店の閉鎖を発表しています。
今後更なる下方修正に追い込まれることになりますが、日本の景気以上に中国の景気は悪化しており、
残る２店舗（瀋陽店、天津店）の閉鎖も時間の問題かも知れません。
楽天が中国から撤退したように、ヤマダ電機も本来なら３店舗同時閉鎖・撤退を発表すべきだったはずですが、そうなれば、損を計上して当期利益は赤字になるかも知れず、踏み切れなかったかも知れませんが、結果として企業体力を弱めることになり兼ねません。
今や家電量販点はダイエーの失敗をそのまま再現するような状況になってきており、拡大至上主義が行き詰ってきているもので、どこかで大きな企業集団の経営破たんが見られるかも知れません。
デフレが進み、景気の悪化も進む中、全ての量販店が生き残ることは不可能だからです。