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盗作に罪の意識を持たない韓国
体育や芸術の世界でもはびこる
芸術・体育の世界の論文盗作は、とりわけ根が深い。
芸術・体育界の関係者らは
「教授まで盗作をしているため、問題は山のようになっており、
芸術・体育界では盗作問題と無関係な人物を探す方が難しいだろう」
と語った。
芸術・体育界のある関係者は
「釣りに例えるなら、体育大学の学位論文のうち、盗作論文は
“水が半分、魚が半分”(といえるくらいにうようよしている)」
と語り、
ソウル大学のある教授は「芸術・体育の世界は盗作の一大マーケット」と語った。
2008年、韓国国内の12大学で学位を取得した美術関係者42人の論文45本について、盗作疑惑が提起された。
当時、盗作疑惑を提起した団体「芸術と市民社会」は、
ソウル教育大学美術教育科のパク教授が、
博士の学位を取得した際に他人の修士論文を15本盗用し、
また漢南大学絵画科のシン教授が、同じく博士号取得時に他人の修士論文を17本盗用したと主張した。
パク教授は他人の論文を盗用する際「有機体的彫刻」を「有機イメージ絵画」に、
「デザイナー」を「芸術家」に変えるなど、単語だけを変えるという手法で博士論文を書いた。
またシン教授は論文を盗用する際、註釈の中の誤記までそのまま書き写していた。
ところが2人の教授はいずれも、盗作を指摘される前から在職していた大学で、いまだに働き続けている。
ソウル教育大学校務処の関係者は
「最近は研究倫理や検証などが強化されたが、当時はそうではなかった。
盗作問題に伴う学位取り消しを理由に、教授の任用を再審査するという話はなかった」
と語った。
また漢南大学側は
「教授には、特に注意をお願いした。一般的に韓国ではまだ、
論文盗作などの問題が出てきたら、温情的に処理するという前例があるようだ」
と語った。
ある有名ミュージカル俳優は、05年に提出した公演芸術学の修士論文で、
韓国国内の研究者の学位論文を2本以上書き写したことが分かった。
この俳優は、連続する段落を最大で10カ所、そのまま自分の論文に流用し、
さらに脚注までそっくり書き写した。
俳優はこの学位を基に、5大学で講師・兼任教授として働き、現在も大学の教壇に立っている。
この俳優は
「あまりにも昔のことで、自分が盗作したかどうかよく分からない。
自分のノウハウやスキルを伝えるために兼任教授をしているのであって、論文だけが全てではない」
と釈明した。
オリンピックで複数の金メダルを獲得したC氏は、
延世大学に提出した修士論文に盗作疑惑が持たれている。
C氏は、参考文献に挙げた論文の一部を脚注や引用表記なしにそのまま書き写したり、
言葉遣いを変えたりするといった手法で、およそ10ページにわたり盗作を行った。
C氏は本紙の電話インタビューに対し
「盗作が指摘されている部分はミスであって、論文のテーマは自分で選んだ」
と主張した。
一方C氏は以前、体育界出身のある国会議員の論文盗作問題が表面化したとき
「(同議員は)論文を盗作したという話について、それほど大したことではないと思っていたのではないか。
そこのところが少し残念」
との意見を表明している。
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