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韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の掲げる経済政策について、
「クネノミクス」との名称が広がっている。
これは就任が決定した12月19日の2日後に出版された書籍名から来たものだが、
日本の「アベノミクス」を流用したことは間違いない。
「クネノミクス」の主な政策には、
(1)経済副首相の復活、
(2)未来創造科学部の新設、
(3)海洋水産部の復活、
(4)外交通商部から通商業務を切り離し、産業政策の立案遂行専門部署「産業通商資源部」を新設する―、
などの項目が並ぶ。
朴大統領は「経済民主化」を就任前からテーマに掲げており、
大企業(財閥)優遇政策の転換、中小企業再生、国民の経済格差是正などを目標とする。
国民には非正規雇用者を中心に大企業に搾取されているとの思いは強く、
こうした声から同大統領が大企業に対して規制などを念頭に置いていたのは間違いない。
ただ、貿易依存度が異様に高い韓国では、
このところのウォン高、円安により輸出企業の多くが競争上の影響を受けている。
そうなると輸出大企業などから、
「そんなことをやっている場合なのか」
という圧力も相当なものとなっていることが考えられ、
朴大統領が当初掲げた「クネノミクス」を遂行できるのか、
非常に心もとなくなっているのが現状だ。
すでに大企業への規制は諦めたとのではないかとの報道が目に付き、
こうした点が韓国初の女性大統領にもかかわらず支持率44%の船出となった可能性は高い。
安倍晋三首相の「アベノミクス」は、デフレ経済を克服するためにインフレターゲットを設定し、
これを達成するまで様々な施策を行っていくというもので。
いまのところ順調に進んでいるように見える。
一方、朴大統領の「クネノミクス」は微妙な状況だ。
果たして公約を貫徹することが出来るだろうか。
URLリンク(www.emeye.jp)
なんでパクノミクスじゃないのかな?そのほうがナチュラルだと思うけど。